ドイツから日本へ個人輸入する際の関税について
当店のドイツからの配送商品は、日本のお客様には「個人輸入」扱いとなりますが、個人輸入とは特別な手続きや複雑な書類が必要なものではありません。実際には、日本郵便が商品をお届けする際に関税や消費税が発生することがあるという点だけ、通常のお買い物と少し異なるだけです。
どうぞご安心いただき、特別なアイテムとの出会いをお楽しみください。
このページでは、ドイツから商品を個人輸入する際に関税や税金がどのようにかかるかについて、できるだけわかりやすく説明いたします。「国際郵便」を利用して商品を発送することを前提に説明いたします。
1. 個人輸入と関税について
ドイツから日本に商品を個人輸入する場合、商品代金に加えて関税、消費税がかかることがあります。これらの費用は、日本の税関で商品を受け取る際に請求されることが一般的です。お客様ご自身が支払う必要がありますので、商品を注文する際にこの点を考慮ください。
関税や税金がかかるかどうか、またその金額は、輸入する商品やその価値によって異なります。以下で、詳しいポイントをご説明します。
2. 関税のかかる条件
関税は、輸入される商品の種類とその合計金額によって異なります。通常、商品代金(送料も含む)が16,666円以下の場合、関税はかかりませんが、16,666円以上になると関税がかかることがあります。また、関税率は、輸入する商品の種類によって異なります。
たとえば、玩具や家具は免税範囲を超える場合にのみ、3%の関税がかかります。ただし、陶磁製品などのように、免税範囲を超えても無税のものもあります。
3. 消費税について
日本に輸入される商品には、日本国内と同じく消費税(現在の税率は10%)がかかります。消費税は、商品代金、送料、関税、そして通関手数料を合わせた合計金額に対して課税されます。
4. 通関手数料について
通関手数料は課税対象となる場合に発生します。課税価格が20万円以下の郵便物に関しては、関税や消費税に加えて1個あたり200円の通関手数料が必要です。
5. 関税や税金の支払い方法
関税や消費税、通関手数料は、通常、商品がお客様の元に届く際に郵便局から請求されます。支払いは、配達時に現金で行うことが一般的です。ご不明点があれば、配送会社である日本郵便にお問い合わせください。
6. 実際の計算例
具体的な例として、以下のケースについて支払いの計算方法を示します。
免税になるケース
- 商品代金:15,000円
- 送料:1,000円
- 合計:16,000円
- 関税:なし(16,666円未満のため)
- 消費税:なし
- 通関手数料:なし(課税対象ではないため)
- 支払い合計金額:0円
簡易関税がかけられるケース(玩具、家具)
- 商品代金:16,000円
- 送料:1,000円
- 合計:17,000円
- 通関手数料:200円(課税対象のため)
- 関税:17,000円 × 3% = 510円(玩具、家具の簡易課税率)
- 消費税:(17,000円 + 510円 + 200円)× 10% = 1,771円
- 支払い合計金額:2,481円
関税が無税で消費税のみかかるケース(陶磁製品)
- 商品代金:16,000円
- 送料:1,000円
- 合計:17,000円
- 通関手数料:200円(課税対象のため)
- 関税:なし(陶磁器は無税)
- 消費税:(17,000円 + 200円)× 10% = 1,720円
- 支払い合計金額:1,900円
7. よくあるご質問
Q: すべての商品に関税がかかりますか?
A: いいえ、すべての商品に関税がかかるわけではありません。商品の種類や価格によって関税がかからない場合もあります。
Q: 注文前に関税の金額を知ることはできますか?
A: 残念ながら、関税の金額は税関の判断によるため、正確な額を事前にお知らせすることは難しいです。ただし、一般的な関税率については税関のウェブサイトなどで確認することができます。